恥の多い人生の只中 仄暗い道を往く

自分を見つめると死にそうになるが、逸らし続けても死にそうな気配がしたので

こんな要望を出したという覚書

NHKが今月末からまた発達障害キャンペーンをやるというので見に行ったところ取り上げてほしいテーマ・意見を募集中ということだったので投稿してみた。もっと普通っぽく見える人の適応の仕方を見たい。以下その内容。

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20歳頃から鬱や適応障害を繰り返し発症し、そのたびに就退職も繰り返してきました。去年のNHK発達障害キャンペーン中に偶然番組を拝見し、これは自分にも当てはまるのではと医療機関を受診。今年2月にADHD(ASD傾向あり)の診断が下り今に至ります。

診断が下りてからは、発達障害に対する理解を深めようと様々な書籍を読み、またテレビ等の特集も注意して見るようになりました。そこで気になったのが、特にテレビの発信する発達障害者のイメージが画一的であるということです。「発達の凸凹があり社会人生活を送るには難しいが、一芸に秀でている人」もしくは「社会人どころか生活もままならない人」というステロタイプが出来上がりつつあるように感じます。

バリ層ギリ層ムリ層という発達障害スラングがありますが、私自身環境や自分の体調によってその3層を行ったり来たりしており、よくできた概念と思っています。

hattatu-matome.ldblog.jp

バリ状態でエネルギーを減らし続けるとギリ層になり、エネルギーが枯渇すると鬱状態(ムリ)になるというのが私の場合で、このあたりの出方も人によって異なるのだろうと推測します。

前述したステロタイプはバリ層とムリ層に当たると思うのですが、ここは是非社会生活を安定して送る事が出来ている人と周囲の環境(正社員として就労を5年以上継続できている人とその職場など)にスポットを当てていただきたいと思います。ギリ層は発達障害者の中でマスの部分ですが、その多くが安定した就労を目標にしているように思います。
特に大人の発達障害に関しては、都会と地方で受けられる医療・福祉・当事者間の交流・その他サポート何もかもが違い(この居住地格差も問題であると思っています)、マスメディアの力が必要とされているのではと感じます。非当事者に対しての情報発信と同じくらい当事者に向けての情報発信もしていただけたら幸いです。